本校からのお知らせ

令和2年3月6日 卒業式式辞

卒業生の皆さん、本日は誠におめでとうございます。

また本日はご参列頂いておりませんが保護者の皆様にも心よりお祝い申し上げます。保護者の皆様には卒業生をご家庭から見守って頂いたばかりでなく、本校に対して多くのご支援、ご協力を頂き深く御礼申し上げます。

本日ここに秩父看護専門学校第20回卒業式を挙行できますことは、私たち学校関係者にとって大きな喜びであります。しかし新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中での卒業式となり、ご家族や来賓者のご参列、また式次第の縮小をせざるを得ない状況となり、卒業生に対しては本当に申し訳ない気持ちでおります。

いま思うと皆さんには第20回生ということで、入学以来多くの重荷を背負わせてしまったように思います。入学年がちょうど開校20年目ということもあり、私はいくつかの記念事業を提案しました。皆さんは戴帽式後初めての実習で緊張している中、「秩父郡市医師会創立110周年記念・秩父看護専門学校開校20周年記念式典」に全校合唱の一員として参加してくれました。内外の名士が集まった式典で、皆さんの歌声は会場の全ての方々の心を動かし絶賛を浴びました。今日はあの日に歌った校歌「われらともしび」と「旅立ちの日に」をもう一度歌って、この学校を旅立って欲しいと思います。

また、その年の医師会主催「医家文化展」に全校を挙げて展示した「秩父における看護教育の歴史」は皆さんの協力により大盛況となり、その時の皆さんの生き生きした顔を今でも懐かしく思い出します。その他にも医師会の市民公開講座、いきあいフォーラム、秩父音頭まつりなどにも積極的に参加し、その若々しい振る舞いが市民に大好評でした。皆さんの活躍で本校はこの3年間に大きく変貌したと言えます。皆さんの功績は永く私達の記憶に残ることでしょう。本当にありがとう。

私は「秩父の看護学生は地域医療の一員だ」と何かにつけて皆さんに話してきました。4月から皆さんはそれぞれの就職先で、実際に患者さんと向き合うこととなります。私は皆さんを、患者さんの世話をするだけの看護師ではなく、社会のために、地域のために活躍できるように育ててきたつもりです。病院の中だけでなく、外の社会にも目を向けて仕事をしてもらいたいと願っています。本日の卒業式は残念ながら例年よりも寂しい形となりましたが、このような国の一大事、地球の一大事のときに看護師の仕事を始める皆さんは、より多くのことを経験することになるでしょう。病気のことや患者さんのことだけではありません。緊急時に病院がどう動くのか、国や県や自治体が何をするのか、皆さんの若い柔軟な心と体でたくさん勉強してください。

皆さんの中で秩父の医療機関に就職する人達とは、これから様々な場面で一緒に仕事をしていくことになります。秩父の医療を担っているのは秩父看護専門学校の卒業生です。出身校が地元にある利便性がすぐにわかるでしょう。秩父以外に就職する人達は 3年間秩父で勉強したことを誇りに思って武者修行に出てください。そしていつの日か逞しくなって秩父に帰って来て欲しいと私は願っています。

ここで私から最後の提案をしたいと思います。看護師の仕事は辛く、厳しいものです。仕事に行き詰まったり、人間関係や、家庭のことで悩んだ時、是非この学校のことを思い出してホームページを覗いてください。様々なページの中に卒業生向けのページもあります。時間があれば学校に来てもらっても構いません。きっと先生方は大歓迎してくれるでしょう。

卒業生の皆さんが健康で、悔いのない人生を歩まれることを心から願っています。

令和2年3月6日

秩父看護専門学校 校長  井上 靖

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